「ゲームの規則」



 ジャン・ルノワール「ゲームの規則」

 若い頃にこの映画を観て、そのよさが判らなかった。岩波ホールが発行したこの映画のパンフレットが自宅にあるので、たぶん岩波ホールで見たのだと思うけれど、よく覚えていないくらいだ。ただ、今回はさすがに見始めてから5分で傑作だ確信した。

 この作品の傑作たるゆえんは、浮気相手の不実に悩む登場人物たちが、どうやって自分と折り合いをつけ世の中で生きていくか、その心理の綾の描き方が見事だから。ヌーヴェル・ヴァーグに影響を与えたという、長回しのような技法はあんまり関係ないと思う。★★★★★
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還暦をすぎ第二の職場に通う日々。自分では気を使っているつもりでも、妻からは自由人と言われている。

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