「それでもデミアンは一人なのか?」



 森博嗣「それでもデミアンは一人なのか?」読了

 前シリーズを継承したものであることは導入部ですでに明らか。前シリーズは森作品の中でも完成度が高く、僕は好きだったのでこの作品も楽しめた。

 森博嗣はテクノロジーの進歩により人間が死ななくなった世界を描いている。あくまでフィクションの世界なのでどうこう言うつもりはないけど、僕は脳は80歳位が寿命でそれ以後は退行していき、他の臓器は人工的に代替できても、同じ程度のテクノロジーでは脳の寿命を伸ばすことはできないと感じる。

 したがって、人工知能を有するロボットには未来はあるが、脳を持った人間や昔でいうサイボーグ(森作品ではウォークアロン)にそれはないと思えるのだが。
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還暦をすぎ第二の職場に通う日々。自分では気を使っているつもりでも、妻からは自由人と言われている。

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