「その可能性はすでに考えた」



 井上真偽「その可能性はすでに考えた」読了

 ライト・ノヴェルっぽいが、謎解きの論理は秀逸、或いは謎解きの論理は秀逸だがライト・ノヴェルっぽい。

 時として論理展開のために物語を利用しているかのような作為的な感じがする。物語は自ずと展開されるもの。感情移入ができる人物が出てくると次作をもっと読みたくなるのでは。
スポンサーサイト

「ダマシ☓ダマシ」



 森博嗣「ダマシ×ダマシ」読了

 なんだかよく判らなかった。このシリーズには謎ときのトリックはないので、そこのところに疑問はないのだが、一部の登場人物の素性が理解できない。西之園萌絵が少しだけ登場する意味も不明だ。このシリーズはこれで終わりだから宙ぶらりんのままだな。それが狙いなのか読み込みが足りないのか。

「騎士団長殺し」

騎士団長殺し

 村上春樹「騎士団長殺し」読了

 これまでの村上作品もスタイルが確立されていたが、この新作はそれ以上に極めて完成度が高い。村上春樹らしさが随所にあふれる力作。

 今日の朝刊各紙にこの小説に関する作者のインタビューが載っていて、続編についての言及もあった。僕は続編はないと思うけど、仮にあった場合のためらしき素材(謎が解明されていない少女の父親とか)がちゃんと残されている。そこがすごい。

「カーテン」



 アガサ・クリスティ「カーテン」読了

 久し振りの本格ミステリーを夢中になって楽しんだ。やっぱり古典はいい。解決編で意味が判らない部分があり、前に戻って読み返してみたら、その意味するところが"さりげなく"かつ"きちんと"書いてあった。さすが。テレビドラマは録画してあるので、今度は映像で楽しもう。

「翻訳夜話」



 村上春樹・柴田元幸「翻訳夜話」読了。

 村上、柴田ご両人とも翻訳は職人芸だということを一貫して言ってるんだけど、それは判ってるんだってば。僕としては"こんなときはこう訳す"みたいなもっとテクニカルな内容を期待していた。無理筋だったかな。翻訳家になりたいわけではないけれども。

プロフィール

joyce

Author:joyce
気がつけばもはやアラ還。
そろそろ休みたくなってもきた、
いっこうに悟りそうもない男の日常。

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

最近のコメント
最新トラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク